■S−HOWS増築工事



構造 木造 平屋建

設計 渋谷建築設計事務所
施工 有限会社 リニューアル仁

工期 2005/8 - 2005/12





Now, under construction.


ちょっと 解説。
写真を見ていただけるとわかると思いますが、
壁は断熱されています。
でも、窓はガラス一枚です。
一般的に、窓や扉は断熱性が非常に低くなります。
ペアガラスなどを使って断熱性能を上げることもできますが、
それなりに、コストがかかります。

そんなわけで、簡単な断熱性UPの方法としては、
カーテンがよろしいかと思われます。
インテリア性も高いし。(^^)

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【断熱材-壁】
さらに、壁の内部にも断熱材を貼り付けていきます。
建物の断熱性はこのようにして確保されます。


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【断熱材-天井】
ということで、天井裏に断熱材を敷き詰めます。
天井を貼り付ける下地を作り、
その上に断熱材を敷き詰めています。
一般的な断熱材としてグラスウールを使っています。
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【屋根裏】
屋根の下地の垂木とコンパネです。
いわゆる屋根裏が見えている状態です。

このまま屋根裏が見える部屋にすると、
夏場には、暑くて仕方ない状態になります。

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【床根太】
床下地を固定する床根太という部材を並べていきます。
この床根太の下に設備配管などを通していきます。
お風呂や台所の排水はこの下を通ります。

また、古い家などで、この床根太の固定がゆるんだりすると、床の音鳴りの原因になったりします。

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建て方の頃、ショールームに行きました。
設計の段階で、キッチンやお風呂について、だいたいの大きさや仕様を決めていますが、オプションの棚や、扉の色、カウンターの材料などを、ショールームに行って、実際に見て決定しました。
写真は扉の色を選んでいるところです。
サンプルを床にならべて、どれにしようかと決めているところです。
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垂木を固定して、屋根の下地板を取り付けます。
【ひねり金物】
右の写真は、梁と垂木を固定する"ひねり金物"です。
台風のときや、地震のときに、屋根が吹き飛ばされたり、浮き上がったりするのを防ぎます。
空を見て思ったこと・・・
建て方の日はとてもいい天気でした。
レッカー(クレーン車)の写真を撮ったら、
電線がいっぱい写ってしまいました。

目で見てるときには気にならない電線ですが、
これが全部地面に埋まってたら、
空がずいぶん綺麗にみえるんだろうなぁ・・・
と感じました。
福山の駅前地区はどんどん、電線地中化が進んでいます。
街全体の空がそうなると気持ちいいですね。(^^)

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【建て方】
いよいよ建物の骨組みとなる、柱・梁を組み立てます。
建て方は、建物を建てる過程で、最も大切な日です。
新築の場合には、上棟式などを行ったりします。

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先ほどのアンカーボルトに土台を固定します。
床下換気のために、土台(どだい)と基礎の間に基礎パッキンという樹脂製の材料をはさみます。
以前は基礎コンクリートの一部に床下換気口を設けていました。
写真(右)の黒い部分が基礎パッキンです。

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【埋め戻し】
建物外周部に、真砂土を埋め戻します。
【真砂土】
「まさつち」と読みます。
現場では「マサ」と呼んだりします。
「マサを入れる」とか聞きますが、土を入れて埋めるということです。
真砂土は、適度な粘りがあり、排水も良く、庭土としてよく使われます。


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コンクリートが固まったら型枠をはずします。
写真にピンのように写っているのは、【アンカーボルト】と呼ばれる金物です。
アンカーボルトはこれから出来上る建物と基礎とを固定する重要な金物です。
主に、地震や台風など、建物に大きな力が加わったとき、建物の位置がずれたりしないようにする役割を果たします。

【アンカーボルト】
土台と基礎を固定します

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続けて、基礎の立上り部分の型枠を組みます。
住宅の基礎の場合、鋼製の型枠を使用します。

その後、コンクリートを打設します。
プリンやゼリーを作るのと同じで、型枠の中に流し込んでいきます。

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【金鏝押え(カナコテオサエ)】
流し込まれたコンクリートの表面を金属製の鏝(コテ)で均します。業界では『コテで押える』と言います。
押さえるのは左官(サカン)職人さんです。職人さんは、実に滑らかに押さえていきますが、これが意外と難しいものです。
ケーキ職人がチョコレートクリームをスムーズに塗っているのを見ると、自分でもできそうな気がしたりしますが、いざやってみると、大変難しかったりします。
職人さんの技術というのはすごいものですね。(^^)

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【ポンプ車】
これが、12で登場したポンプ車です。生コン車(ミキサー車)から流れ出す生コンを圧送します。
住宅基礎だけでなく、中高層ビル等の上部階にも圧送できます。

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【コンクリート打設】
コンクリートを打設します。
固まる前のコンクリートは生コンクリートとか、生コンと呼ばれ、ドロドロの状態です。これをポンプ車から圧送して流し込みます。



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【配筋】
耐圧盤と基礎の配筋を行います。
同時に、設備配管も設置します。

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【防湿フィルム敷き】
防湿フィルムを敷き込みます。
地盤から出てくる水分で床下が湿気るのを防ぎます。



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墨出(スミダシ)】
正確な基礎の位置を捨てコンの上に記します。
その際、墨壷(スミツボ)と呼ばれる道具で線を引き出していくので、墨出と呼ばれます。

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【捨てコン打設】
建物の基礎を作るための準備作業として捨てコンと呼ばれるコンクリートを打設します。

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【砕石敷(サイセキジキ)】
砕石とよばれる砂利を敷き詰めます。

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解体が全部終わり、
【整地】したあとて【遣り方(ヤリカタ)】という工程に入ります。

この段階で、建物の位置を決定します。

図面上の寸法と実際の敷地での寸法の誤差を修正します。

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解体現場からは戦災で焼けた瓦や、炭になった木材がたくさん出てきました。
歴史の産物ですね。

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次に重機で【解体】作業を行います。
古い木は褐色かかっています。
リフォームで使われた木はまだ白いです。

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解体が始まりました。
まず、屋根瓦を手作業で全部取り除きます。
写真には下地の瓦桟が写っています。

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細い、短い部材をうまく組み合わせた小屋組から、当事、建築資材の調達が困難だった状況がうかがえます。

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終戦直後、焼け野原となった街に、とりあえず雨露をしのぐために建てた住宅です。内装のリフォームを繰り返しながら今日まで使ってこられました。

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