■地域福祉センター宮浦 新築工事


用途 老人福祉施設 (小規模多機能型居宅介護事業所)
建築主 特定非営利活動法人 法人地域の絆
構造 木造 平屋建て
設計 渋谷建築設計事務所
設計期間 2008/4 - 2008/10
施工 富士建設株式会社
工事期間 2008/10 - 2009/2

ジオクロス工法採用

〜設計で工夫したこと〜

 この建物は木造平屋建てになります。建物の重量としては軽い部類になりますが、敷地が軟弱地盤でした。通常の住宅でしたら、直接基礎で建築可能なのですが、この建物は建築面積が約400平方メートル、そして用途が老人福祉施設。地盤に関して、あまり不安な要素は残したくないので、少し考えました。

ジオクロス工法の選定フロー

 軟弱地盤の上に直接基礎の建築物を建てると不同沈下という障害が発生する事があります。不同沈下とは、建築物の様々な場所が沈下することです。しかも、沈下量が各場所で異なるため、建物にひずみが生じます。結果、建具が開きにくくなったり、床が傾いたり・・・、と生活に支障をきたすことがあります。対策としては、地盤改良を施したり、杭基礎を採用したりします。しかし、どの工法も多額の費用がかかります。大規模な建物でしたら、迷うことなく杭基礎などを選ぶのですが、今回は木造平屋建てですし、対費用効果を考えると、杭基礎の選択は難しいと判断しました。
 そこで、杭基礎以外の様々な工法を検討した結果、不同沈下しないのではなく、不同沈下と沈下量を抑制できるジオクロス工法を採用することになりました。左のフローチャートは今回ジオクロス工法を採用するに至った経緯をまとめたものです。
工事の状況はブログのManeki-Nekoでも掲載しています。

ジオクロス工法/日建ウッドシステムズ株式会社
 施工:株式会社扶桑商会



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